まるこが
腰仙骨不安定症の手術をしてから今日で1年が経ちました。
この1年、毎日毎日、何も異常が起こらないことを願って見守っていました。
なんとか1年目は
問題なくクリアすることができ、ホッと胸をなでおろしています。

#手術直後の様子。ICUで眠っています。モニターをパチリ。
あと何年、正常に歩けるのか、私たちにもわかりません。
明日突然異常が出るかもしれないし、天寿を全うするまで何もないままかもしれません。
私たち家族にできることは、
まるこを精一杯守ってあげること。
予防のためにできることも色々とあります。
たとえば・・・
床で滑らないようにする。階段の上り下りを禁止する。走らせない。
体重を管理する。オメガ3・6脂肪酸など軟骨形成に良い栄養を与える。などなど。

#手術から2週間。手術後5日で緊急退院したため、自宅療養です。
それから、私たちにできることがもうひとつ。
同じ障害を抱えている犬達の
参考例になることです。
腰仙骨不安定症は精密な検査をしないと分からない障害ですが、
歩き方や足の向きなどに異常を感じる場合にはその可能性があったりします。
記録という意味も込めて、まるこの
手術歴と
経過を時系列でまとめます。
2007年5月 生後4か月頃に左後ろ脚をとても痛がる
2007年6月 検査の結果、左後ろ脚の膝骸骨外房脱臼(Lv.2~3)が判明
※脚のお皿が外側にずれる症状。悪化すると歩行困難となる。
2007年8月 精密検査の結果、腰仙骨不安定症を併発していることが判明
※腰仙骨とは脊椎のうち、尻尾の付け根部分の骨(脊椎の最後尾)。
この骨が一つ前の骨とうまく繋がっておらず不安定にグラグラする先天性の障害。
放置すると脊椎に沿って通っている神経が接触してヘルニア化する。
2008年1月 成犬になったのを機に、左後ろ脚外房脱臼の矯正手術を受ける
※自分の靭帯での手術に失敗し、人工靭帯の移殖のため計2度の手術となった
2008年9月 左後ろ脚の回復を待って、腰仙骨不安定症の矯正手術を受ける
※脊椎の不安定部分にボルトを3本打って固定し、上部を骨セメントで補強する。
2009年2月 定期検診で腰に打った3本のボルトのうち1本に破損が判明する。
大きな影響はないとの判断で、様子見となる。
左後ろ脚については人工靭帯部分は異常なしだが、
十字靱帯が弱くなっているとの報告。こちらも様子見となる。
2009年9月現在 2009年2月の状態とほぼ同じ

#手術のことは「Shi-Ba(シーバ)」にも載ったんですよ。
来年の今日も、再来年の今日も同じ報告ができることを願って。
まるこちゃん、一緒にがんばろうね~☆
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昨年の今日の心境を思い出すと、胸がぎゅ~っとしめつけられます。
家から病院までの道のり。手術室へ預けてから、手術終了までの数時間。
まるこのいない家。まるこのいない夜。とてもとても不安でさびしかった。
それ以上に、ひとり傷を負いながらさびしく不安に過ごしているまるこを思うと辛くて。
もう2度とこんな思いをしなくていいように、願うのみです☆
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